成田緑夢 Profile

成田 緑夢 STORY&VISION

成田緑夢の夢は、夏・冬両方のオリンピックに出場することだった。
子供の頃からスノーボード、フリースタイルスキー、トランポリンと過ごしてきた成田緑夢。
元スノーボード選手の成田童夢を兄に、同じく元スノーボード選手の今井メロを姉に持つ、スノーボード一家の次男坊(末っ子)。

物心ついた頃から、兄や姉と一緒に、トランポリンやスノーボードを始め、3兄弟の中でもスノーボードの実力は兄弟以上と言われていた。長野五輪では、わずか4才でスノーボードのデモンストレーションを担当するなど、幼い頃から高い才能を存分に発揮してきた。周囲の人、多くの関係者が成田緑夢の将来に期待していた。

そんな彼を2013年4月、悲劇の事故が本人を襲う。
トランポリンの練習中の大事故。。。足を切断するほどの重症を負ってしまった。

それまで、体を動かすことが大好きだった青年が、アスリートとしては致命的なケガを負い、「スポーツをやめたい」とふさぎ込んだ。

幼少期から描いていた夢も失いかけたその頃、「少しスポーツを楽しんでみよう」と気持ちを切り替え、左足は切断せずに障害を抱えたまま運動を再開。
健常者も出るウェイクボードの大会で優勝すると、障害のある人からSNSでメッセージが届いた。。。
「緑夢君の頑張る姿を見て、僕も、もう一度スポーツをやってみようと思った。勇気をありがとう」

「この瞬間、パラアスリートとして世界の舞台で活躍するという夢ができたという。」

「僕がスポーツをすることで、人に影響を与えられると知った。これを、もっと大きな舞台でやれたらいい」
僕の最大の目標は、障害を持っている人、ケガをして引退を迫られている人、一般の人に希望、勇気を与えること。達成するために一番ふさわしい方法をいつも探しています。

パラ競技の魅力は「選手一人一人に、障害があるからこそのストーリーがあるところ」だと思っている。パラ転向後、陸上競技の大会で周回遅れの選手がゴールした時、会場に大きな拍手が沸いた場面を経験した。「感動したし、スポーツ本来の意味を学んだ。『オリンピックで3位以内に入ることが一番素晴らしい』という気持ちでスポーツをしていた頃には気付けなかったこと」だと強調する。

2017-18
成田緑夢(23歳)-Grim Narita-
昨年から始動したスノーボードクロスを強化。
ウィンターシーズンでは国内の大会、ワールドカップに出場し、安定的に表彰台に上がることも多くなった。

■主な成績
・ワールドパラスノーボード・ワールドカップ(アメリカ) スノーボードクロス1戦目優勝 /
・スノーボードクロス2戦目 優勝
・全国障がい者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ スノーボードクロス 優勝
・ピョンチャン2017ワールドパラスノーボード・
ワールドカップ(韓国) バンクドスラローム 優勝 /
スノーボードクロス 3位
2016-17
成田緑夢(22歳)-Grim Narita-

ウィンターシーズンでは何をするか考えに考え、協会や連盟に電話をかけ、自分に合う競技を探す中、ようやく出会ったスノーボードクロスを始める。初戦から好成績を残し、初年度からワールドカップへ出場を果たす。

■主な成績
・世界選手権(カナダ) バンクドスラローム 3位
・北米選手権(アメリカ) スノーボードクロス 優勝
・スノーボードワールドカップ タホ大会 スノーボードクロス優勝
・スノーボードワールドカップ 平昌大会 バンクドスラローム優勝
・全国障害者スノーボード選手権大会 スノーボードクロス優勝

2014-15
成田緑夢(20歳)-Grim Narita-

怪我と共に生きていく日々の中で、不屈の闘志で復活し、新たな目標を見つけ、身体障害者手帳を手にさまざまなスポーツに取り組み始める。
スキーハーフパイプは競技に復帰。夏の競技ではヨット競技の練習を開始する。冬はスキー、スノーボードクロスに照準。夏はウェイクボードや射撃での出場を目指すという。

「いろんな競技をやって、『1つだけ極める』という日本の文化を変えたい。歴史に名前を残したいんです。」
2013
成田緑夢(18歳)-Grim Narita-

事故が起きたのは、翌年にソチオリンピックを控えていた2013年4月のこと。自宅屋上に設置されたトランポリンでの練習中に着地に失敗。前十字靱帯(じんたい)、後十字靱帯の断裂に半月板の損傷。動脈も破裂し、内出血が広がっていた。「歩けるようになる可能性は20%です」「切断の可能性もあります」医師は、両親にそう告げました。
入院は半年におよび手術は4度。「足は切らないでほしい」と父親が医師に懇願していた。しかし、腓骨(ひこつ)神経まひで、左ひざから下の感覚を失う障害が残り、左足の腓骨神経麻痺という、障害者等級6級の重度障がいを負うことになる。

怪我の直前、2013年2月末、フリースタイルスキー世界選手権、連盟の強化指定選手にも入っていない成田緑夢が初代表入り。直後のソチオリンピックで新種目となったスキーハーフパイプで、競技開始3か月で代表入を果たす。

世界を代表するトップアスリートへ、夢をつかむそんな矢先の出来事だった。

■主な成績
フリースタイルスキー世界選手権 ハーフパイプ・9位
・フリースタイルスキー世界ジュニア選手権 ハーフパイプ 優勝
1994〜2012
成田緑夢(幼少期〜17歳)-Grim Narita-


1994年、大阪市に生まれ、兄の童夢、姉のメロさんと一緒に1歳からスノーボードを始める。幼い頃から、父であり監督である成田隆史の指導の下、大阪市の実家の屋上にはトランポリンがあり、空中での姿勢や感覚を磨くためにトランポリンを使ったトレーニングを実施してきた。1998年に行われた長野オリンピックで、わずか4才でスノーボードのデモンストレーションを担当する。
毎日飛び続けたトランポリンでは、高校2年のときに高校の全国大会で優勝し、12年のロンドン五輪は日本代表の最終選考まで残る。惜しくも出場は叶わなかったが、当時の目標は夏冬のオリンピックに出まくること。2010年に、約5年ぶりにスノーボードハーフパイプをライドすると、当時のトップライダーだったショーン・ホワイトの大技「ダブルマックツイスト1260」を1回で決めている。小学生の頃から国際大会に出場し、トップアスリートへの道を着実に歩んでいた。
2018年 活動スケジュール

■大会スケジュール

⭕️1月 国内合宿予定  

⭕️2月 1-9カナダワールドカップ
   スノーボードクロス 優勝 
   バンクドスラローム 優勝

★これでワールドカップ2017-18は全戦終了
 スノーボードクロス 2017-2018シリーズ"チャンピオン"
 スノーボードバンクドスラローム 17-18シリーズ2位
そしてそして、2017-18シーズン総合ランキングでは世界の競合勢を抜き『総合1位』を獲得しました!


⭕️2月 16.17.18 日本パラスノーボード選手権大会in
   スノーボードクロス 優勝


⭕️3月9〜16日 平昌パラリンピック
 スノーボードクロス 銅メダル
 バンクドスラローム 金メダル


■メディアスケジュール

⭕️1月8日(月)20:00~20:29
NHK特集 『シリーズ平昌パラリンピックへ』

⭕️ 1月9日(火)「パラスノーボードの魅力」
「勇気のシルシ~パラアスリートの挑戦~」
毎週火曜日 22:54~ TBS

⭕️ 1月16日(火)「パラスノーボーダー 成田 緑夢の武器」「勇気のシルシ~パラアスリートの挑戦~」
毎週火曜日 22:54~ TBS

⭕️1月23日(火)「怪我を負って知ったスポーツの楽しさ」勇気のシルシ~パラアスリートの挑戦~」
毎週火曜日 22:54~ TBS

⭕️1月30日(火)「目の前の一歩を全力で」
勇気のシルシ~パラアスリートの挑戦~」
毎週火曜日 22:54~ TBS

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●トレーニング費●
●シューズ、ボール、タオル等の消耗品費●
●遠征費●
…等に活用させていただきます。

又、本サイトへ活動報告を掲載させていただきますことで、
寄付活用のご報告に代えさせていただきます。

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